「教えて会長!地域のこと ③」 自治会長の夢 これからの戸塚への想い

戸塚不動産センターも所属する旭町通り商店会の旭町自治会長・西村邦夫会長より今回は第三弾として、自治会長自身の夢とこれから戸塚をどんな町にしていきたいかついてお話ししていただきました。

◆会長の夢とは?私の夢は個人的なものではなくやはり地域のことが中心となってしまいますが。

 ・戸塚が日本一、住みたい町になってほしい。                                  

 ・不足機能の充実 コンパクトシティを目指したい 周りから人が集まる町(街)になると良い。

 ・絆の醸成、福祉充実、文化を大切にする町                                                                                          皆が町の姿を議論し、協力し、改善できる体制になってほしい

 ・西口側を統一性のとれた商業施設に 例えば、飲食街の連携、東急とトツカーナの一体化など

・バスセンター、長後街道交差点、国道部分の活用、                                             共用部分としての活用促進(例:防災としてのソーラー発電装置設備など)    

 ・駅北側 と駅ナカショップの充実

まだまだ町、地域に対する想いや夢は「志半ば」という気持ちです。次世代への継承、この想いを引き継いでいってくれるマンパワーも必要。地域の想いもバトンタッチが今の私の想いイコール「夢」です。

地域には大小様々なイベントや取組みがあります。商店街の健康まつりや月1回のウォーキングなど、そんな地域の行事に参加することから地域を知り、戸塚に愛着が沸き、それがきっかけになり        一緒に地域を創っていこうと思ってもらえたらもっと地域が活性化していくと考えています。     (画像は10月10日開催の商店街健康まつり景品準備の様子と地域の「とつ2ウォーキング」画像です)

西村会長、今回も貴重なお話を大変ありがとうございました。会長の夢イコール地域の事だという事がわかり、とても地域が会長の想いに包まれていることを感じました。 この「教えて会長!地域のこと」シリーズは今回でひとまず終了です。まだまだたくさん知りたい地域の事がありました。住んで良かったと住み続けたいという思いになっていただけるとよいなという思いでこのブログを発信しています。会長には次の機会にも貴重なお話をお聞かせいただければ幸いです。

戸塚不動産センターも所属する旭町通り商店会の旭町自治会長・西村邦夫会長より今回は第二弾として、自治会と行政の関わり、活動の悩み、戸塚の開発についてなどをお話ししていただきました。前回のインタビューでは、自治会とは?その役割とはどんなものなのか?を教えていだだきました。今回はその自治会と行政の関わり、また自治会の運営、活動のついての悩み、戸塚の開発の感想等を教えてください。

◆行政との関係について

主には「地域振興課」「土木局」「福祉関係部局」「横浜市都市整備局」などです。これだけではなく、必要に応じて様々な部署に関わりがあります。

◆行政は自治会の運営や活動に協力的でしょうか?  

相談したいこと、地域の課題などがある場合に関連ある課に相談に行ったりしています。 こちらの想いが すぐに実現されるという訳ではありませんが、一緒に考えてくれることもありますし、適所の部署につなげてくれることもあります。

◆自治会の運営、活動に際して悩みやお困りのことはありますか?

どの自治会、地域活動も同じだと思いますが、主に次のような悩みがあります。      

・役員の高齢化 ボランティアの減少、高齢化は永遠の悩みです。活動への参加者が少ないなど現実に困っています

・マンションの住民の加入、参加が少ない (マンションごとの自治会(理事会)の運営、活動となってしまう)

・地域の活動の場がない 自治会館、公園、運動場がないと感じる(旭町、戸塚町地域の場合)

・同町内会の中でもまとまりが望めないこともある(分裂や自治会からの脱退等)

長年自治会の運営の中で上記のような悩みがなかなか解決しないと感じています。みんながずっと暮らしたい町、住みよい場所になるために、ひとつでもこの課題を解決したいと地道な活動や声を上げることを続けていきたいと思っています。                    「熱烈歓迎、大募集中!求む、協力者」(笑)という切実な思いです。

◆戸塚駅周辺の開発について開発前後の様子など、どのような感想をおもちでしょうか?

長い間、期待も大きかった駅周辺、とりわけ西口の開発については年月を掛けて、行政、店舗、商店会等と打合せを重ねており、自治会としても中心となり活動をしてきました。その間は各店舗、商店会、町内会などあらゆるところの要望を聞き取るなど奔走しました。またそれを行政や開発担当事業者などに伝えるや役割も担ってきたと思います。一見、開発は終了したような印象ですが、現在もまだまだ目に見えない部分では課題もあると感じています。そのいくつかをあげてみます。

・駅周辺の外周道路未完、旭町通り内の道路の未整備など

・当初から?開発方針が統一されていない中で開発が進められてしまった部分もある

・戸建てが減ってしまった。マンションの開発が進んで自治会への関心が薄くなった

・店舗がフランチャイズ化してしまい、個々の店舗の想いの経営や意思決定が出来づらくなっている。

あくまでも個人的な感想ですがそれを踏まえると、いまだ完全に開発が終わったとは言えない部分もあるのではないかと感じています。この先も進化を続ける開発を望んでいます。

西村会長、今回も開発の経緯など貴重なお話を大変ありがとうございました。まだまだたくさん知りたい地域の事がありました。  住んで良かった町、ずっと住み続けたいという思いになっていただけるとよいなという思いでこのブログを発信しています。次回は会長の夢、これからの戸塚をどんな町にしていきたいかをお伺いします。

 

  みんな知ってた? 戸塚ってどんな町?

戸塚不動産センターも所属する旭町通り商店会の旭町自治会長・西村邦夫会長をご紹介します。またこれから戸塚でのお住まいを考えていらっしゃる方、戸塚ってどんなところ?など、戸塚区全体のこと、地域のこと、お住まいのエリアの歴史などを楽しいお話を交えて教えていただきながらみなさんの参考になるような内容になればと思います。知ってるようで知らなかった周辺地域の事、自治会の事などを自治会長の西村さんにご自宅にてインタビューの形でお話しを伺いました。

◆自治会長のご紹介◆ 旭町自治会会長 西村邦夫さん 

企業での研究開発を行い、工学博士として功績も残されました。その後退職を機に地域活動に力を注がれ、戸塚西口開発にあたり地域からの要望などを提案するなど力を尽くされ現在も戸塚の町づくり、住みやすい戸塚を目指すべく自治会長として精力的に活動されています。

●お名前は?  西村邦夫(にしむら くにお)と申します

●経歴を教えてください 

現役時代は技術開発、新製品開発を行うサラリーマンでした。2000年に日本初となる気相法炭素繊維事業化に取組み、科学技術庁長官賞を受賞しました。退職後は企業と共同で研究所の創設などを行いました。現在戸塚第二地区社会福祉協議会会長、戸塚社会福祉協議会評議委員、戸塚駅西口まちづくりの会会長、富塚八幡宮氏子総代なども担っています。

●自治会長歴はどのくらいですか?

自治会長歴16年です(定年退職後に自治会活動に参加、副会長として活動した後、会長へ)

●そもそも「自治会」とは何ですか?

地域の絆の醸成を主に、課題の抽出、解決のために住民によって組織された自主団体のことです。地域の共通の利益確保、福祉等の充実を図ることなどが目的です。

●自治会の役割についてはどんなものがあるとお考えですか?

防災活動、住民通しの絆づくり、環境整備、防犯活動、福利厚生、情報提供、行政情報の発信等が自分たちの町を住みよい町にするために必要であり、住民同士が協力、連携し取り組める組織として、生活に直結した重要な役割を自治会は担っていると思います。「自治会の役割=地域の役割」と考えています。

●日頃の活動について教えてください

旭町自治会の運営、自治会役員会、総会の活動の他に連合町内会、福祉協議会役員会、地域防災拠点訓練会議、混乱防止対策協議会会議、小中学校地域協議会等、対外会議へも定期的に参加、活動を行なっています。また、地域への情報提供も重要で主に旭町だより、回覧の作成、掲示板への掲示、社協だよりなどの発行も行っています。

西村会長、本日は大変ありがとうございました。まだまだたくさん知りたい地域の事がありました。住んで良かった町、ずっと住み続けたいという思いになっていただけるとよいなという思いでこのブログを発信しています。長く住んでいても知らなかった地域の事、次回は今回の内容をもう少し深堀りしていきたいと思います。 題して「教えて会長!地域のこと」第二弾としてお伝えできればと思います。

 

ページトップ