家売るおじさんの売却事例物件が違えば、売り方も違う。売却実例実況中継!

自宅の一部を売る時

つい最近お手伝いした事例です

約100坪もある大きな敷地にお住いのK様
敷地の一部を家庭菜園にしていて、何十年もそこで畑作業を楽しんできましたが
もう高齢になってからは、畑仕事をするのも大変になってきて
ついにその家庭菜園部分を売却することに決め相談したところ
K様がお住いのエリアには『敷地面積の最低限度』というものが法律で定められており
家庭菜園部分だけではその最低限度を満たさないため、売却ができないことが判明

どうしようか考えた結果、現在お住いの家屋の一部を削り取るリフォームを行い
敷地の最低限度の面積を確保することにしました

その後は売却も決まり、最後の畑作業の収穫を待ってのお引渡しになりましたが
『敷地面積の最低限度』なんて知る由もなかったK様は
『自分の土地なのに自由に売れないなんて』と驚いたようです

このような『敷地面積の最低限度』が定められている地域は結構たくさんあって
法律の目的としては、小規模な敷地が増加することによって、住宅街全体が建て詰まり状態になってしまい日照、通風、防災などの環境が悪化することを防止することです

ですから第一種低層住居専用地域のような閑静でゆったりした住宅街に
このような法律がかかっていますので、K様と同じように敷地の一部を
分筆しようとお考えの方は自分の土地が該当するかどうか相談してみてください

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