最初に見に来るお客様
不動産会社に売却を依頼して、販売を開始し
1週間もせず、すぐに見学の予約がある場合があります
最初にすぐ見に来てくれるお客さんは
全部とは言いませんが、かなり優良なお客さんであることが多いです
そういったお客さんの場合、以前から周辺で物件を探していて
不動産会社の営業マンにも『このあたりで物件が出たら、すぐ教えてね』と
お願いしている場合が多いからです
すでに、他の物件とも比較検討し、希望条件も具体的で
あとは希望の物件が出次第、購入したい
そういうお客さんがいた場合、営業マンもまずそういったお客さんに紹介します
紹介と同時に、すぐに案内になり、そのまま契約となるというのは珍しくありません
売主さんにとっては本来ラッキーなことなのですが
ここで勘違いをされてしまう方もいます。
『これだけすぐ見に来るお客さんがいるってことは、価格を安くしすぎたかなあ』
『条件交渉などには応じなくても、いくらでも買い手がいそうだなあ』
そういった勘違いによって、初回のお客さんの交渉を強気に断り
その後、一向に案内も無く、結局初回のお客さんの交渉より大幅な値下げを
せざるを得ないといったケースもよく聞きます
当然、交渉に全て応じる必要はありませんが、妥当な範疇かどうかを冷静に判断をし
初回のお客さんが優良であるという事実を踏まえて、決断すると良いと思います