家族や知人のアドバイス
不動産を売ったり、買ったりするのは人生でそう何度もありません
ですから慎重に慎重を重ね、色々な情報を収集し検討するのですが
その情報収集の一つの方法に『知人や友人、家族からのアドバイス』というのがあります
利害関係が無く、親身になってくれるとても頼もしい存在です。
検討段階から親身に相談に乗ってくれますし、一番良い方法を一緒に考えてくれます
ですが、そんな頼れる方のアドバイスでもアドバイスされる側のあなたに
少し気を付けて欲しい事があります
それは『正しい情報じゃないこともあるので、情報の取捨選択が必要』ということです
あなた様の状況もあまり把握せず、杓子定規な一般論をアドバイスされる場合もあり
プロが聞くと『ぜんぜん、わかってないなあ』という場合は多々あります
親身な気持ちはもちろん、何物にも代えがたいですが
取引の実情の事になると言葉が悪いかもしれませんが親族や友人の方も素人なのです
『自分の時はこうだった』『自分の周りの人はこうだった』と実体験を元に
アドバイスをしてくれるのですが、不動産の取引は全く同じケースが当てはまる場合の
方が少なく、そのケースによって安全を担保するためにとる方法は違います
親族や友人の方のアドバイスが間違っている事が多いという事では無く
全部を鵜呑みにせず、一度考えてみる態度が大切だという事です
不動産会社の担当者が頼りなかったり、信用できない場合もあるので
疑心暗鬼になり、親族や友人に頼らざるを得ない現状があり
不動産業界側の責任も大きいと思います
ネットなどの情報も同じ事が言えますが
情報は多い世の中ですが、その取捨選択こそが大事だと思います