家売るおじさんの売却事例物件が違えば、売り方も違う。売却実例実況中継!

買取でお願いしたい

不動産の売却方法には『買取』と『仲介』の2種類があります

 

『仲介』というのは一般的な、皆さんがイメージしている売却方法で

我々のような不動産仲介会社が、販売活動を行い、インターネットやチラシなど

様々な販売手段を使い、買主を見つけていく通常の売却方法

 

『買取』というのは、不動産会社や建売会社、買取再販業者などの法人に

物件を買い取ってもらう売却方法

なので、買取ではチラシやインターネットなどの販売活動はせず

条件が折り合えば、即契約という流れになります

 

一般的に『買取』では『仲介』に比べると、価格が安くなるデメリットがありますが

すぐに不動産を現金化できるというメリット

また、売った後に設備や物件の瑕疵に対して保証などをしなくても良いという

メリットもあり売主様の状況や希望によって

どちらの売却方法が良いかわ変わってきます

 

A様からのご依頼は『買取』希望

少しでも良い条件で買い取ってくれる会社を紹介してほしいということでした

 

お話を聞くと、特にお金に困っているわけでもなく、急を要するわけでもなく

『どうして、一般的な仲介ではなく、買取希望なんですか?』と聞くと

『同じマンションに住む人とあまり利害関係を持ちたくない』ということ

 

A様は売却するマンションのお部屋のすぐ近くのお部屋に居住中で

売った後も、その買主様とはご近所同士顔を合わせることもある

だから、あまり売主と買主という立場で利害関係を持ちたくない

一旦、買取会社に買ってもらって、それを避けたい

だから買取を希望する

そういうことでした

 

A様の希望を優先して、さっそく買取会社に価格を出してもらうと

一番高い会社で2400万円でした

 

一般の仲介で販売する際の私の査定額は2700万円

差額300万円ですが、A様はそれくらいの差額ならと買取でご契約となりました

 

『買取』を選択される方は、住み替えなどで売却時期が限定されていて急ぐ方

金銭的にすぐ不動産を現金化したい方

そういう状況の方が多いですが、A様のようなご希望の方もいるのだなあと

勉強になりました

 

買取会社さんも状況次第で一般仲介と同等程度の価格がでることも

ここ最近多くなってきました

 

買取=安い。買いたたかれる

以前はそんなイメージでしたが、最近ではそうでもなくなってきています

価格差がそこまでないなら、心配事の少ない買取りという選択もありだと思います

 

『買取』と『仲介』どちらもメリット、デメリットがありますので

状況に合わせてご希望に近い売却を実現してください

【今回のPOINT】

 

・『買取』と『仲介』 売却方法には2パターンあり

 どちらもメリット、デメリットを理解しておく

 

・以前に比べて『買取』も会社の状況次第で魅力的な価格になることもある

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