家売るおじさんの売却事例物件が違えば、売り方も違う。売却実例実況中継!

ご近所さんは大切なお客様

今回は築45年の古家が建っている土地

リフォームもしていないので、古家付の土地物件として販売をすることにしました

 

インターネットなどを中心に、販売活動を開始しましたが

閲覧数も少なく、ほとんど問合せもありませんでした

 

そんな状況の中、販売活動の一環で『ご近所回り』を行いました

不動産業界では昔から≪マジック25≫という言葉があって

物件のご近所さん25世帯はとてもホットなお客様だという意味で

物件を預かると挨拶回りをしつつ、物件の紹介をするというのは一般的な

販売手法の一つです

 

現在はコンプライアンスや個人情報の関係もありますし

売主様自体が『ご近所さんに知られるのは、ちょっと嫌・・・』という方も

増えているので、必ず行う販売方法ではなくなりました

それでも、売主様が気になされなければ

効果が期待できる販売手法として変わりありません

 

『近所の人が買うなんて、そんな事あるんですか??』と

疑問に思う方も非常に多いのですが

事実、物件の購入者の住んでいる場所を分析すると、物件に近くなればなるほど

率が高くなっています。

 

その理由としては、その物件に近い事で、生活環境が変わらなくて良い

お子さんがいれば学区が変わらない。高齢の方であればお付き合いが変わらない

住む場所が大きく変わらないことで、購入される方のメリットも多いのです

 

それともう一つ、ご近所周りで期待できる効果が『口コミ』です

ご近所の方が購入するというよりも、そちらの効果の方が高いと感じます

 

お友達やご家族、家に遊びに来る方、などなど

『あそこで物件出たから、引っ越してきなさいよ!』と

強力な営業マンとして、色々な人に物件を紹介していくれる人が必ずいます

 

それゆえ、『近所の人に知られたくない・・・』という売主様も多いのですが

販売協力者としてご近所の方はとても頼もしい存在です

 

その他にも、土地や一戸建てを売る時には

測量をする時にもご近所さんの協力が必要になりますし

色々な情報を入手することもできるので、ご近所さんとの良い関係を構築しておくのは

強力なアドバンテージとなります

 

話しが、だいぶマジック25の説明の方へ行ってしまいましたが

 

今回の古家付土地も、そんなご近所さんのご協力のもと

無事に成約いたしました

 

ご近所さんの娘さん夫婦が買ってくれたのです

 

2世帯住宅だと費用もだいぶかかってしまうけど

目と鼻の先の近所であれば、お互いのプライバシーも守られ、何かあった時は支え合える

そんな生活をちょうど希望していたようです

 

 

【今回のPOINT】

 

・ご近所さんは強力な営業マンになってくれることが多いです

 

・物件が売りに出ていることがすぐに口コミで広まってしまうため

 そういった事が嫌な売主様はやめておくべき販売手法です

 

・ご近所さんが買ってくれるよりも、ご近所さんのご家族や知り合いの人に

 紹介してもらえる効果が高いです

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